全ベッドに専用テレビ付きの快適な透析室を完備。 透析患者さまのフットケアにも力を入れています。
大きく取った窓から緑が見え、天井が高く、広々とした明るい透析室を備えています。また、透析病院として治療を提供するために、新しい機械を随時更新して導入しています。 患者さまができるだけ透析開始前に近い生活が送れるように、仕事を退職・休職された方は一日も早く社会復帰ができるように、すでにリタイアされている方も治療を続けながら豊かな生活が送れるように、院長スタッフともども全力でサポートいたします。 また、当院に定期的に通われている方だけでなく、帰省や冠婚葬祭等で遠方から来られる方の臨時の透析治療も受け入れています。
腎臓専門医を院長とし、外来透析に長い実績を持つ当院では、機材の選択や透析時間の調節をはじめ、患者さまのライフスタイルとニーズに合わせた透析処方を提供することができます。
透析室のベッドは全34台にケーブルテレビを視聴可能な専用テレビが付いており、透析を受けている間、スポーツや時代劇などお好きなチャンネルを楽しむことができます。
透析でご来院される患者さまを対象に、当院まで送迎いたします。場合により、介護施設への送迎も可能です。当院近郊のエリアを中心としていますが、ご相談ください。
ご旅行やご出張の場合などの臨時透析を受け付けています。ご相談ください。
当院では、血液透析(HD)に血液ろ過(HF)を併せ持った、老廃物除去効果の高い「オンラインHDF」を導入しています。HDFとは、「Hemo Dialysis Filtration (血液ろ過透析)」の略で、血液透析と比べると、より腎臓に近い機能を果たします。 HDFは、血液透析よりろ過を多量に行うことで、血液透析では除去しにくい物質までを取り除くことができます。HDFには、オフラインとオンラインの方法がありますが、オンラインHDFのほうが多くのろ過をかけることができ、その分より多く老廃物が取り除けます。
透析患者さまの中には末梢血管の病気にかかる人が多く、その罹患率は、透析を続けている年数と関係することがわかってきています。特に、動脈硬化を原因とし、歩くと足が痛むなどの症状が出る「末梢動脈疾患(PAD)」の発症が多く見られます。
手足の末端が、血の気が失せたように蒼白や紫色になります。手足を上げ下げすると色が変わり、しびれを感じることがあります。
歩行をやめると痛みは止みます。ほかにも、足が疲れる、つる、痙攣するなどの症状も見られます。
安静にしているときに足が痛み、特に横になったり、足を上げたりすると痛みます。
ただれができたり、部分的に細胞が死んだりします。傷ができると治るのに時間がかかります。
透析患者さまはご年齢や神経障害により、小さな傷や火傷に気づかずに放置してしまうことが多く、血流障害により傷口が悪化してしまうと、化膿、潰瘍という段階を経て、最悪の場合、壊死した足を切断しなければならないこともあります。
そのため当院では、医師もスタッフも全員が日頃から透析患者さまの足を注意深く観察し、ローションの塗布、消毒、爪の手入れなど、丁寧なフットケアとアドバイスを行っています。